eMAXIS Slim米国株式（S&P500）とは？詳細解説！

つみたてNISAやiDeCoでも人気の商品「eMAXIS Slim米国株式（S&P500）」について解説します。

人気の秘密は一体何でしょうか？

ポイント

米国に投資できる投資信託の中でも、特に人気を集めているのがこの「eMAXIS Slim米国株式（S&P500）」です。

この投資信託は投資初心者から上級者まで、幅広い個人投資家におススメできる商品です。

今回は、「eMAXIS Slim米国株式（S&P500）」の基本情報から、その魅力まで解説していきます。

eMAXIS Slim米国株式（S&P500）とは

eMAXIS Slim米国株式（S&P500）は三菱ＵＦＪ国際投信が運用しているインデックスファンドです。

このeMAXIS Slimシリーズの投資信託は、業界最低水準の運用コストにこだわる、非常に人気の商品です。

『投信ブロガーが選ぶ！Fund of the Year2021』では、20位以内に6本の商品がランクインしています。

※出所：三菱ＵＦＪ国際投信株式会社プレスリリース

上記のとおり、eMAXIS Slimシリーズは非常に人気のシリーズであることが分かります。

本商品は、「S&P500」という指数に連動を目指す投資信託です。

日経平均株価やＮＹダウなど、”指数”との連動を目指す投資信託のことを「インデックスファンド」といいます。

つまり、指数が上昇すれば、それに連動するインデックスファンドも値上がり、逆に下降すれば値下がりするということです。

本商品が連動を目指している「S&P500」という指数は、米国で時価総額が大きい主要500社で構成されるため、小型株を除く、中・大型株で構成されている点が特徴です。

投資信託は毎月「月次レポート」を公表しており、現在の運用状況について確認することができます。 2022年3月時点の月次レポートによると、楽天VTIの組入上位10銘柄は以下のとおりとなっています。

組入上位10銘柄で全体の28.6％（2022年3月時点）となっています。

GAFAMを中心に世界を代表するテクノロージー企業などが上位を占めています。

S＆P500とはS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが公表している米国の代表的な株価指数であります。

ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等に上場している企業から、代表的な500銘柄を時価総額で加重平均し、指数化しています。

そのため、S＆P500指数に連動するファンドに投資すれば、米国の主要企業500社に投資しているものと同じ効果が期待できます。

S＆P500指数は米国株式市場の約８０％を網羅しているため、米国の相場全体の動向を知る上でも重要な指標となります。

それでは、S＆P500指数の推移を確認してみますが、今回は、S&P500指数に連動するETFの中で、世界最大の運用資産を誇る「SPDR　S＆P500　ETF（ティッカー：SPY）」のチャートで確認します。

※左にスクロール可能です。

新型コロナウイルス感染症が始まった2020年初に大きく下落していますが、長期的にみると、右肩上がりに上昇しています。

これは米国企業がしっかりと利益を生み出し、成長してきた証です。

※上記チャートはあくまで過去の実績であり、今後の運用結果を保証するものではありませんのでご注意ください。

今後はニュースなどで「S&P500」というワードに是非注目してみてください！

ポイント

eMAXIS Slim米国株式（S&P500）は、長期での資産形成に適した投資信託の１つです。

つみたてNISAやiDeCoなどの非課税制度を利用して、資産形成を考えている方にとっても、非常にメリットのある商品です。

是非、自分の資産形成のスタイルに合った投資信託を見つけてくださいね。